sotocalss|VisualBookができました
2017.04.18ブログ
大層なタイトルですが本当に素敵な冊子が完成しました!
昨年から試みているイベント「sotoclass」
「屋外で体験する授業」として大自然のロケーションの中、自分の目で見て、触れて、つかってみて体感する。そういった体験からひとりでも多くの方の記憶に残り、その記憶がこれから「アウトドアを愉しみたい」「山へいこう」「湖畔ですごそう」「キャンプへいきたい」といったときに「準備するもの」や「選ぶ場所」「つくること」「過ごすこと」などにおいて少しでも役立てたりしててもらえたらいいなとおもって継続しています。
ただそれだけではなく毎回「はじめまして」の方も多く、大自然の中で一緒に珈琲の淹れ方を学びつつホッと一息を楽しんだり、美味しいごはんをたべて笑顔になったり、暖かい火を囲んだり…そんな大切な時間があります。
「せっかくだからこの大切な時間を参加してくれた方の記憶だけでなく、これから興味をもってくれる「sotoclassってなんだろう」という人へも共有できるように記録にも残したい」そう考えてつくりはじめたのがこの冊子です。
写真という風景の一瞬を切り取った世界でも、見せ方によって伝わるものが本当に違います。
瑞々しかったり儚かったりする自然の様、珈琲の匂い、美味しそう、美味しい!という表情…そんな感覚がこの冊子をとおしてダイレクトに伝わってくるのではないかとおもいます。
伝えたかったものは明確にわかっていても、伝える手段として紙という媒体を選び、お願いしたいと思う人にお願いができ、自分達の想像を超えた一瞬が切り取られたその記録を目の当たりにすると、本当につくってよかったなと思える一冊です。
記憶と記録の共有。
どんなものだろう、そう思ってのぞいてもらえたら嬉しいです。
「sotoclass」VisualBook|2016.autmun-winter
撮影:田淵三菜
デザイン:廣田義人
企画・編集:NATURAL ANCHORS
[田淵三菜]
カメラマン・写真家。1989年、神奈川県生まれ。群馬県嬬恋村在住。森の中で家族の記念写真を撮影する写真館「森の写真館3×7(サンナナ) 」主宰。2016年、第二回入江泰吉記念写真賞受賞。2017年、写真集『into theforest』(入江泰吉記念奈良市写真美術館) 出版。
[廣田義人]
グラフィックデザイナー。1985年長野市生まれ。長野市在住。地元の美術専門学校を卒業後、デザイン会社に勤務。2011年に「デザイン事務所 机の上」を設立。長野市を拠点に活動中。趣味は植物と自転車。
\ そして新たな試みも始めます /
このsotoclassの冊子としてのさらに新しい試みも始めます。sotoclassに参加する方はさまざま。それであれば写真を撮る人もさまざまに異なる目線で捉えてもらうのも面白いかもしれない…そう思い、これから毎年異なるカメラマンさんへ撮影をお願いし、自由な視点で撮影してもらおうと考えています。そして同じように冊子に落とし込み、記録として残していきます。年明けには完成させる予定です(完成時期はあくまでも予定ですが…)
2017年は松本に在住するカメラマンの古厩志帆さんこと”しょんしょん”
[古厩志帆] http://shihofurumaya.com
2012年アシスタントから撮影に携わり始め関西・愛知と3年間過ごし、2015年に地元長野県塩尻市に戻り、塩尻市を拠点にしながらカメラマンとして活動しております。
”しょんしょん”の写真はたまたま以前から目にしていて、偶然にも3月(本当に最近)に出会う機会があり、お願いするに至りました。元気で笑顔が素敵な”しょんしょん”。こちらまで笑顔になるような人です。そして彼女からの提案で今年の6回開催の写真はWEB上でご参加者さんが各自購入もできるというカタチにもなりそうです!また詳細はご参加の方に告知させていただきます。全クラス、雨が降らないことを祈るばかり…本当に楽しみです。
sotoclass (spring-summer編)の詳細はコチラからご覧いただけます。
さらに!sotoclass同日の午後からは、門前のゲストハウス「1166backpakers」の企画にて引き続き”しょんしょん”の撮影する「門前の日常|家族写真」が開催されます。4・5・6月は決定の模様。秋以降はまたお知らせがあるとおもいます。家族に写真を残したい、という方はぜひおすすめです。