sotoclass|CLASS04開催しました
2016.09.25イベント
9月の買い付けから戻り、入荷商品が店頭に並びはじめたのが9月中旬。やっと入荷後の落ち着きを少し取戻し、迎えたシルバーウィークの連休には多くのお客様にご来店いただきました。ありがとうございました。
そんな連休のさなか、主催イベントであるsotoclass秋冬編がはじまりました。
(そういえば告知しますなんて前々回の更新では書いていましたが…結局facebookと口頭のみでのご案内になっていましたと反省。)
秋冬編も今回のCLASS|04「そと山飯をつくってみる」に続き、
・10/15(土)CLASS|05「そとで珈琲を淹れてみる」
・11/6(日) CLASS|06「そとで火をおこして(つかって)みる」
の3クラス行います。
9/24(土)は小とりの宿の店主、舞子さんによる山飯編。stoclass|CLASS03に引き続きとなりました。
心配していた天候も、晴れ間も見え隠れし秋らしい肌寒さはありましたがそこまで冷え込むことなく気持ちよい湖畔でのクラスとなりました。
前回のクラスより少し見直しもし、山飯をつくる前にまずは調理でつかう道具の紹介。
コッヘル各種、ガスバーナー、カトラリー一式、カップ…山行を目的としているので、いかに少ない道具で調理するかがポイントとなっています。これは災害用の準備などにも役立つもの。必要最低限の道具を備蓄しておけばよいので便利だと思います。そしてキャンプやフェスなどのテント泊などでもっとボリューム多く快適に利用したい場合には、これに使いたいものを増やしていけるという基本的な道具たちです。
参加されたの中にはガスバーナーやコッヘルなど「使ったことがない」という声もありましたのでのちにつかってみることにして、さっそく本題の山飯つくりを開始。
今回のレシピは、
△ほうれん草ととり肉のパスタ
△マカポテサンド
の2種。
そして小とりの宿の特製スパイスティーつき。少し肌寒い湖畔でしたので、カラダがあたたまるメニューでした。
パスタは、ほうれん草のソースの作り方からはじまり2~3泊の山行での持ち運びのポイント、そして軽量な食材とそのボリュームの出し方や味付けなど目から鱗のノウハウで、参加者のみなさん驚きも多かったかもしれません。
そしてつくってみるとわかりますが、かなりボリュームのある2品。つくっている最中には、美味しそうな匂いが漂ってきてみんなで唾をゴクリと飲み込む場面も。笑。
普段の生活では要注意となる高カロリー炭水化物ばかりと思われがちですが、山ではすぐにエネルギーとなることが不可欠、それでいて簡単に作れて美味しい!とあってやってみないとなかなか味わえない感覚と知識に、現場はかなりどよめいていました。
そして舞子さんも言っていましたが味って本当に大切です。
できあがりの「ほうれん草ととり肉のパスタ」
そして締めのスパイスティーは参加者さんそれぞれが、ガスバーナーをつかってお湯を沸かしました。ガスのでる感覚、そして着火のタイミングなどを少しレクチャー。11月にCLASS|06「そとで火をおこして(つかって)みる」も開催します~なんて宣伝もしつつ、少しばかりガスバーナーの特性などを交えました。
ご存じの方もいらっしゃるとは思いますが、山は高くなればなるほど沸点が低くなるため、そういった中で「お湯を早く沸かすにはどうするか」また「あまり高い山だと沸騰しないんです」など舞子さんの経験談をそとで道具をつかいながら聞くことによって、より山での暮らしや山行に近い感覚で捉えてもらえたのではと思います。
お茶にはクローブやカルダモン、シナモンなどもブレンドされていて、山でもカラダがあったまりそうです。はちみつで甘みをプラス。
あっというまの2時間半が過ぎ、静かな湖畔でのクラスが終了しました。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
次は10月のCLASS|05「そとで珈琲を淹れてみる」に続きます。
お申込みは受付中です。どうぞお楽しみに。